作っている人

30年以上、半導体エンジニアとしてものづくりに携わり、57歳で定年前退職しました。

現役時代から、休日にはDIYで木を加工し、庭では植物を育て、LEDの光を取り入れて景色をつくることを楽しんでいました。
仕事とは違う、小さなものづくりの時間でした。

その一方で、腰の不調から間欠性跛行を経験し、一時は5分歩くことさえ難しくなりました。
手術とリハビリを経て、再び歩けるようになり、散歩をする日々が戻ってきました。
歩いていると、これまで何気なく見ていたものが目に入るようになりました。

空の色。
季節の花。
田んぼに映る夕空。
鳥やトンボ。
そして、日本の自然や文化がつくり出す美しい景色。

そんな時間の中で、これまで別々に楽しんできたものが、少しずつ一つにつながっていきました。

木をつくること。
植物を育てること。
光を扱うこと。
自然を見つめること。


そこに、日本の景色や文化への思いを重ねてみる。

植物と、小さな景色と、光と影。

そうして生まれたのが、
「夜景盆栽」です。

57歳から始まった第二の人生。

完成されたものをつくっているというより、まだ見たことのない景色を探しながら、一つずつ試しています。

夜にだけ現れる、小さな物語。

その続きを、これからもつくっていきます。

牛島 浩斉|夜景盆栽研究所

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